カキモノ

日常の生活や恋の話を書いてます

「君」

するりと君の懐へ入りたい
猫のように
するりと君の心に入りたい
気の利いたセリフのように 


そよそよする風を感じると
君を想いだす
君は風のように気まぐれで
急にやってきては、消えていく
アタシの心をかき乱したまんまで


残されたアタシは
静かに放心する


いつになったら君の傍にいれるのか
するりといなくならないで
アタシを連れて行って下さい
どこまでもどこまでも


こんな世界に置いていかないで
そっとアタシの手を引いて
優しく優しく
連れて行って下さい